今回の高知の研修旅行は
日本メディカルハーブ協会主催の
「高知県立牧野植物園見学会」がメインです。
五台山全体が植物園のような、新緑が美しい植物園です。
特別に園長さんが薬草などを解説してくださり、
また普通では入れない、牧野文庫や標本の作り方や分類、管理の方法まで
見学させていただけました。
植物のありのままの姿を後世に残すために、管理されていて
特に絶滅危惧種などの研究など、たくさんの方が携わられていました。
牧野富太郎博士は高知が生んだ「日本植物分類学の父」で、
独学で植物学の研究を続け、新種や新品種など1500種類以上の植物を命名し、
日本の植物分類学の基礎を築いた一人として知られています。
広い園内には博士ゆかりの植物などが約3000種植えられていて、
収集植物の多くは採集地が明らかで、「生きた標本」として植物研究に重要な情報をもたらしているそうです。
また、協会の佐古先生の解説を聞きながら園内の珍しい植物を
見て回りました。