昨日、神戸森林植物園での
「植物のちから」という講座を受けてきました。
植物たちの生きるための工夫や仕組み、たくましい力、
花の色、葉の色、紅葉や落ち葉の色、
植物の香りや味、
そうしたものにも生きるための無駄のない理由があり、私たちは古くから
そうした植物の力をうまく生活に取り入れてきた事。
病気を治し、健康維持のために用いる薬のほとんどが植物から作られているように、
健康を守る薬というものを植物の目線からひも解いてみると、
それぞれの植物が生きていくための「植物のちから」の一つを私たち人間は
利用させてもらってるに過ぎない事。
身近な植物の色や姿、虫や鳥たちとの関わりなど、
植物が自然のなかで「懸命に生きるたくましい力」、「秘められた力」を感じられた講座でした。
講義の後半は、
薬用植物の教授で研究家の沖 和行先生と一緒に植物園の中の薬樹園で
いろいろな薬樹の説明を聞きながのフィールドワーク。
枸杞
クチナシ
杜仲茶で一時ブームもあった杜仲の枝を折って引っ張ると
天然ゴムの繊維がビロ〜んと出てきました。
昔はこの天然ゴムの「ダックペルカ」というものを虫歯に詰めていたそうです。
1本1本の薬樹の説明が詳しくて興味深いお話しがいっぱいでとても楽しい勉強会でした。
植物や森にますます興味が湧いてきました。
知っているようでまだまだ何も知らないんだなぁ〜と実感しました。
紅葉ももう終盤でしたがとっても寒かったですが、
3月には先生の講座があるようなので、またお友達や生徒さんと一緒に参加したいと思いました。